自分の成功体験が、ほかのだれかの希望になる


デザイナー&クリエイター リトマム × なやっぽ主宰 橋爪美貴

 

リトマムさんとは?】
今年7月から8月にかけ、著書「もしもママがうつになったなら?」出版のためのクラファンをEXODOSにて開催。

数百冊の応募の中から選ばれ、1か月で1000冊を目標に掲げるも643冊で不成立。
しかし、クラファンを開催したことで繋がったご縁で(株)まんがびと からの出版が決定!現在出版に向け絶賛執筆活動中

一児の母、26歳で産後うつ発症

橋爪美貴
なやっぽ主宰。当たり前だと思っていたワンオペ育児。不登校児のママ、カサンドラ症候群状態を経験し、一時は自己肯定感ほぼゼロまで下がるが、ママ夢ラジオに出会い、過去の自分のように一人で悩みを抱えるママと、そういうママを助けたいと思っている専門知識を持った人の懸け橋になりたいと、当サイトをたくさんの方の協力を得て開設。
現在はマザーズティーチャーの資格を取り、不登校児のママからの相談や、親子のコミュニケーションを中心に、ママ自身の自己肯定感を上げるためのお手伝いなど「悩めるママのために、私ができることを精一杯」をモットーに活動中。

小学生男子2人の母

 

橋爪 少し前からツイッターにも力を入れようと、ママの悩みや活用できそうなことを探してツイッターを見ていたところ、8月の初めころ、リトマムさんのつぶやきを見つけました。
この活動を応援したい!!!と、なやっぽスタッフに相談。
満場一致で応援することとなりましたが、その時点ですでに募集期間1か月間のうち、終了5日前くらいで。
でもとにかく応援したくて、とりあえずパトロンになりました。

 

リトマム はじめまして!リトマムと申します。よろしくお願いいたします。
同じように悩めるお母さんの力になるためのご活動をされているみなさまに
ご共感頂けたことが、何よりも嬉しかったです。

 

橋爪 早速ですが、うつ病になられたのにもかかわらず、そこから復活し、さらに「他の誰かの希望になれるかもしれない」との思いから本を出版されるというパワフルな生活をされているわけですが、そう思われたきっかけは何かあったのですか?

 

リトマム 私が「自分の話が誰かの希望になるかも」と思ったきっかけは、 うつ病になったばかりの頃、とても不思議なことがあった、ということが一つあります。
なぜか叔母に、「あなたは、同じように苦しむ人のための本を書くんだよ。」と言われたのです。 その時は、一体なぜそんなことを言ってくれるのか分かりませんでした。 けれどもその言葉がずっと心の中にひっかかっていて、「いつかそれをやろう」とぼんやりと考えていました。 それがブログ等の発信活動を続ける理由の一つになってくれたことは事実です。
あとは、ツイッターで自分の体験談を話したりしているうちに、意外にも自分の話に共感してくださったり、興味を持って頂ける方、感動までしていただける方までも現れました。
私は自分で気付いたというよりは、誰かに、人とのご縁に、「そうなんだ」と気付かされた形なのだと思います。 「同じように心を病み、苦しんできたママ、パパのための本を書く」ということが、自分の使命のようなものなんだろうということに、ですね。 ずっと、ご縁に救われてきた人間だと思います。

 

橋爪 なるほど!その「人の繋がり」を今までの人生で作り上げてこられたのですね!私も人に恵まれた人生だと感じているので、そのお気持ちはとてもよくわかる気がします😊
うつから立ち直るためにどんなことをされましたか?何かきっかけがあったのでしょうか?

 

リトマム 私は、うつになってしまったとき、自分自身の能力が足りないせいでこうなってしまったのだと、繰り返し自分を責めました。
けれどもそれは何の解決にもなりませんでした。私は余計に不安になり、自分の症状に対する恐ろしさにかられる日々を過ごしました。今思えば本当に必要だったのは、まずは安心して育児できる環境を整えることです。
この環境を整えるために、ありとあらゆるサポートを探し、試しました。一度にうまく行くことはありませんでした。うつ病は螺旋階段のように同じところをぐるぐる回っているような感じでした。
けれども、「自分の能力を責めるのではなく、ではどうすれば心地よく育児ができる環境をつくれるのか」
このことにフォーカスして試行錯誤していった結果、好きなことができる時間ができ、その時間で創作活動をすることで、クリエイター活動ができるようになりました。

 

橋爪 悩んでいるママさんはやはり自己肯定感が低くなり、リトマムさんと同じように自分を責めてしまいがちですね。
リトマムさんのおっしゃる「安心して育児できる環境を整えること」と言うのは、まさになやっぽの目指すところであり、サポーターページに掲載されているサポーターの皆さんは様々な職種の方々であり、自身もママだからこそ、「ママの力になりたい」と本気で思っている方ばかりです。
そしてリトマムさんのようにそこから復活した、その軌跡を伝えることが私はとても大切だと思っていて、その軌跡が他の同じように悩んでいるママさんの背中をそっと押せると思っています。
現に、不登校ママを経験した私の元には、同じように悩んでいるママさんが相談に来てくれます。経験者だからこそお伝えできることがたくさんあるんですよね。
具体的にはどんなことをされたんですか?

 

リトマム 今執筆している本の中にも詳しく書いていくつもりなのですが、一朝一夕ですぐにそのような思考になったのではなかったように思います。
実家で休む、ボランティアの方と話す、本を読む、お医者さんのカウンセリング、わが子と遊ぶ、外に出かける、思考を筆にしたためて整理する…. 等等、色々な情報に触れて、聴いて、探して、試して….. そうしていくうちに、「自分を責める」ことは、未来を楽しい方向には変えていかないということに気付いたように思います。
そうではなく、「では今どうすればいいのか、ほかに方法はないか、どうしたらこの環境を変えられるのか」ということに、フォーカスするようになっていったようです。そのほうが希望があって、ワクワクするような気がしていました。

 

橋爪 すばらしい思考の変化ですね!きっとこの対談を見るであろう、同じような想いを持つママの勇気になるはずです。
執筆しようと思われたのはどのタイミングだったのですか?

 

リトマム 本を執筆しようと思ったのは、SNSで本格的に発信を初めてちょうど1年経ったぐらいの時のことでした。うつ病を発症して、ちょうど2年ぐらい経っていたタイミングでしたね。
SNSって継続していると「お祝い」してくれる機能があったりするんですが、それを見て、「ああ、もうこれを始めて1年も経ったんだな」と思いました。
その頃には自由に外に出ることができたり、お仕事ができるほどには体調が回復していました。その時私は、私が歩いてきた道のことをふと考えたんですね。
思えば、外出すらままならず、毎日の生活を回すことすら難しいと感じていたあの頃に比べれば、私は随分と遠いところまで来たと思ったんです。 この道のりは、何の変哲も無い一人の母親の人生だけれども、確かに、ここには大きな壮大な変化があった。どうしてここまで来られたんだろう。それを筆にしたためて残しておくことには、大きな意味があるのではないか、と思いました。
なので、このタイミングで本を書いてみよう、と行動を起こすに至りました。

 

橋爪 「随分と遠いところまで来た」というご感想が、それまでの道のりを表しているようです。きっと険しく、壮絶な道だったと推察しますが、現在のツイッターではそんな事を微塵も感じさせない、大変ではあるけれども子育てを楽しんでいるように見えるリトマムさんの変化を見て、勇気をもらえるママさんは少なくないのではないかなと思います。
最後に、今現在、悩んでいるママさんにメッセージがあればお願いします。

 

リトマム 私の声はまだまだ小さく、遠くには届きませんが、こんなに小さい一人の母親の人生の物語の中にも、何か、誰かの心を救う手立てがあるのではないかと信じています。
それは、自分自身がここまで立ち直ることができたこと、やってきたことへの、自分自身への信頼感からくる思いです。
私はこの本を書くことで、自分自身への自尊心を回復させることができていると感じます。そして、私の経験が誰かの役に立てればと、何よりも願っています。

 

橋爪 うつでご自身を責めていたリトマムさんが、今はご自身を信頼できている。
簡単ではない道ではあるけれども、希望を捨てず、自分を信じ、迷いながらでも少しずつ前に進んでいけば必ず暗いトンネルは抜けられる・・・。
そんな事を体現されたリトマムさんだからこそ書ける著書、「もしもママがうつになったなら」早く読みたいですね!!
私は一人一人のママに、それぞれの物語があると思っています。
物語には必ず主人公がピンチになるときがあって、でも多くの物語はいろいろな人やモノに助けられて、そのピンチを切り抜け、最後はハッピーエンド。
なやっぽはそんな主人公のおともになり、そっと寄り添えたら、こんなうれしいことはありません。
今回、素晴らしいお話を聞かせていただいたリトマムさんのツイッターはこちら

リトマムさんの想いはこちら

https://note.mu/little__mom/n/na58548db5d6b?current_menu_id=7271&creator_urlname=little__mom

出版が決まりましたら、なやっぽでもご案内させていただきますのでお楽しみに!

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